女性たちからの支持が特に高い温泉地です。
江戸時代には細川藩が参勤交代用の御用宿として利用するなど由緒ある温泉地です。
所在地はくじゅう連山の西裾と阿蘇外輪山の北裾が折り重なるポイントとなります。
各旅館が日本家屋になっていて個人旅行用の個室風情を重視しているので、
騒がしい繁華街があって格安ツアーの団体客が多い温泉地とはかけ離れた情緒を持っています。
黒川温泉の特徴は、入湯手形を持った女性客たちが浴衣姿で往来し、温泉街を盛り上げています。
旅館スタッフの下駄も統一されていて旅館を渡り歩く音さえも風情があり、
浴衣の文様や色彩もとても素敵です。
そしてお客さんに安らぎを提供出来るように風情のある温泉作りを徹底させていて、
都会を思い出させるネオンや看板は見当たりません。
レトロな色遣い、建築物、樹木、石、全ての事に気を配った町作りがされています。
アクセスはJR熊本駅から肥後大津を通ってミルクロード、やまなみハイウェイ、
瀬ノ本高原、国道442号線を北へ下ります。
熊本空港からだとミルクロードを通ってやまなみハイウェイ、そして同じく瀬ノ本高原、
国道442号線を北へ下ります。
JR博多駅からですと高速九州道の鳥栖ジャンクションから高速大分道日田インターへ
行って国道210号、212号、442号と行きます。
